こんにちは。広島県を中心に年間で約500軒食べ歩きをしています。百鬼丸もどき (@modoki_maru) です。
先日にカフェしていたら聞こえた話で「小麦アレルギーに突然なって、でも甘い物が好きで」と、テレビで見たからとグルテンフリーのお店に来てスイーツを楽しんでいるお客さんがいました。そういう人たちにもっと情報が届いて選択肢が増えるように、グルメ発信をしたいなと思うようになりました。少しずつになると思いますが、出来る限りやっていこうと思います。
初めて取材したスタイルで紹介するのは ninin さん。普段からよくお邪魔することもあり協力してもらいました。
植物性由来の食材で作るプラントベースのスイーツと、手網で焙煎するコーヒーのお店です。JR新白島駅から徒歩2分くらいの位置にあります。
プラントベースとは動物性由来の食材を使用せず、植物性由来の食材を使うこと。なので卵や乳製品を使っていないそうです。それに加えて小麦粉も使ってないので、同時にグルテンフリーなスイーツを提供している。アレルギーのある方でも来やすいお店にしたかったそうです。
(左)芝池佑介さん (右)芝池優果さん
お店がオープンしたのは2023年3月。お店を始める前から年上の夫の健康面を考えて調味料から見直し、勉強していくうちにプラントベースを始めたそう。アレルギーの人、食べると不調になる人や健康志向の人もいるからと、そこから小麦粉も抜くようになったとのこと。
スイーツはカヌレやキャロットケーキなど、毎日4~5種類を準備する。スイーツを担当する優果さんは「既存のレシピから違うもので再現しようとしていたが矛盾を感じ、今は新しいスイーツを作る感覚で考えている」と話す。主に大豆やナッツ類を使っているそうで、「チーズを使わないのにチーズケーキと呼ばないと伝わらないので、ネーミングは毎回悩みます」と笑う。
主に珈琲を担当する佑介さんは「ドリンクも実は乳製品を使ってないんですよ」と話す。「牛乳の代わりに使うのがオーツミルクやソイミルク。でも小麦粉が含まれているものもあるので、入ってないものだけ使ってます」とこだわる。「アレルギー持ちのお子さんがいて、お母さんがここにある物は全部選んでいいんだよ。と話しているのを聞いた時が一番嬉しかったですね」と顔をほころばせた。
ペット同伴可能なテラス席も。
佑介さんは「プラントベースは健康面もそうですけど、環境面の事でも考えています。畜産による二酸化炭素の増加が温暖化の一因になり、将来エチオピアからコーヒー豆が取れなくなるという話を聞いて、出来ることから始めています」と話した。
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