こんにちは。広島県を中心に年間で約500軒食べ歩きをしています。百鬼丸もどき【Instagram / YouTube】です。
今回紹介するのは 広島 鮨 天ぷら いわい さん。
2024年8月27日オープン。兵庫で開業し、関西や東京に展開しているお店が広島に進出。ミシュランで星を2年連続獲得しているとのことで、期待も高まります。
位置的には薬研堀エリアで、以前もお寿司屋だった場所です。
昼も営業しているので、グッと使いやすいですね。
▼店内の様子です。
職人の所作が見れるので、カウンター席がやはりオススメ。
個室も準備していますよ。2人の個室もあるので、お忍びデートにも。
夜にお邪魔しました。18000円のコースでお願いしています。
お造りが1種類になっているけど、2種類の間違いとのこと。
▼ドリンクのメニューです。
珍しい日本酒が置いてあるように感じました。
一品目のいわいサンドは、中トロのカツサンド。いきなり旨い。
前菜5種盛りは、お酒がとにかく進みすぎる一品。タコは柔らかくて味染みですし、アワビもホントに柔らかい。これで何杯でも飲めるけど、先は長いのでペースを上げすぎないように注意。
アナゴの刺身。これは特筆すべき一品で、広島の中でもトップクラスに美味しい。
ここらへんから日本酒にチェンジ。
サンマは炙りと生とで2種類。今年のサンマは質も良いそうで、噛むほどに旨味感じれます。
メイチダイ。食感がイメージと違うのに驚き。3種類の酢をブレンドしているそうで、酢の尖りもなくマイルド。シャリはやや固めにしてあります。
カマスの炙り。とろとろです。
カスゴダイ。酢もきいてさっぱりテイスト。
ホッキ貝。炙ってあるので温かく、噛み心地の良いコリシャキ食感。
ココから天ぷらが始まります。塩は右から、ワサビ塩、カラスミ塩、自家製昆布塩となっています。正直コレだけで舐めたくなる旨さ。
車海老。旨味と風味がしっかり味わえ、揚げ感がとても軽いです。
シロアマダイ。コチラも軽く仕上がっています。
広島産アスパラガスとサツマイモ。サツマイモは3時間蒸してから揚げるそうで、焼き芋のような甘さとねっとり感が味わえる。
野菜のテリーヌ。目の前で切り分けられたら、美味しさマシマシな気分。
野菜ベースだから優しさが軸で、梅肉ソースの酸味がマッチし奥行きまろやか。
ホントにお酒が止まらない。
小丼はウニといくらの贅沢コンビ。
アナゴは3パターン出しますと聞いていたが、2つ目は天ぷら。ふわふわ食感で素材を殺してない。ミョウガのバランス感が絶妙でした。
中とろ。脂もノリすぎてないバランス感。
コハダ。江戸前っぽいネタも楽しめますね。
ノドグロ。脂の旨さったら。
アナゴ。しっとりとした食感で旨い。
おそらくコチラの看板的メニューの海老ドッグ。海老の天ぷらと雲丹の巻物は、コレだけで天ぷらとお寿司のお店だと表現している逸品。
手渡しでそのままガブリと。海苔越しでもちょっと熱いので、早めに食べた方が良いです。エビ天の温かさに雲丹の風味が溶け合うような感覚。
あまり見かけない日本酒もあるようです。
茶碗蒸し。出汁きいているけど、しっかりと奥に旨味もある。ホタテの出汁が存在感あるみたいです。
鉄火巻きと玉子でシメモード突入。
とろろ昆布まで美味しいのか。
わらびもちは本わらび使用とのこと。最後の最後までさすがの一言。
正直食べきれないくらいのボリューム感でしたし、ゆっくり食べたからか3時間くらい過ごしていました。値段が高いコースでコレだけ満足感が得られるのは滅多にないと思いますよ。
宮崎出身の大将はまだ25歳とのことでしたが、感じさせない貫禄や謙虚さ。他の店員さんの接客も良くて、チームとしてもてなす気持ちが感じられました。